SMBCコンシューマーファイナンスは8月2日、「20代のオフの過ごし方に関する調査2016」の結果を発表した。調査は6月8日~14日、20代のビジネスパーソンを対象に行われ、1,000名の有効サンプルを集計した。
オフの過ごし方はインドア・一人・インターネット
オフ(仕事がない日)の過ごし方を聞いたところ、「自宅外で過ごすことが多い」(38.2%)よりも「自宅で過ごすことが多い」(61.8%)のほうが多かった。また、「誰かと過ごすことが多い」(45.6%)よりも「一人で過ごすことが多い」(54.4%)がやや多い。
続いて、オフにどのようなことをして過ごすことが多いか聞いたところ、「インターネット閲覧(検索やお気に入りサイトの巡回など)」が74.1%で最多。次いで、4割台で「ショッピング」(47.7%)、「動画共有サイト視聴」(42.4%)、「録画番組の消化(ドラマ・アニメなど)」(37.3%)、「TV視聴」(35.8%)、「睡眠(昼寝や寝だめ)」(35.4%)、「ゲーム」34.6%などが続いた。
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」として8月11日に設定された山の日。山の日のある時期に、どのくらいの連休が見込めるか聞いたところ「3連休以上」が53.1%、「5連休以上」が25.4%、「7連休以上」が10.1%となった。一方で、「2連休以下」との回答も46.9%だった。
残業することがなくなったらやりたいことは?
理想の働き方について、忙しく働いて高収入「激務高給」とまったりと働いて安定収入「まったり安定」のどちらに近いか聞いたところ、激務高給が30.6%、まったり安定が69.4%だった。
男女別にみると、男性は激務高給(35.2%)が女性(26.0%)に比べて高いものの、まったり安定(64.8%)が多数派であることがわかる。また就業形態別にみても、正規雇用では激務高給(31.7%)が非正規雇用(26.5%)に比べて高いものの、まったり安定(68.3%)が多数派であることに変わりはなかった。
もしも残業することがなくなったら、今よりもっと積極的にしたいことは何か聞いたところ、「趣味の充実」が63.2%で最も高く、次いで、「家事・炊事」が30.7%、「習い事・スキルアップ」が27.2%、「スポーツ・運動」が24.0%、「恋愛・結婚(恋活・婚活)」が20.3%で続いた。
男女・婚姻状況別にみると、「恋愛・結婚(恋活・婚活)」では、未婚男性が20.6%、未婚女性が25.6%。また、「育児・子どもの教育」では既婚男性が42.0%、「子作り・妊活」では既婚女性が16.4%となった。