アスクは2日、新フォームファクタ"Mini-STX"を採用したASRock製小型ベアボーン「DeskMini 110」を発表した。5日に発売し、店頭予想価格は税別15,600円。

DeskMini 110

Mini-STXは、Intelが提唱する新フォームファクタで、Mini-ITXよりもサイズがさらに小型になっている。COMPUTEX TAIPEI 2016では、さまざまなメーカーが対応マザーボードやケースを公開していた。

「DeskMini 110」は、マザーボードに「ASrock H110M-STX」を採用。Mini-STXの特徴を生かした小型サイズを実現するほか、デスクトップ向けの第6世代Intel Coreプロセッサが搭載できる。チップセットはIntel H110で、メモリはDDR4をサポートする。また、電源は120Wクラスのアダプタを採用する。

Mini-STXは小型の新フォームファクタ

2基の2.5インチドライブも搭載できるスペースを設ける

対応CPUはTDP 65Wまでの第6世代Intel Coreプロセッサ、対応CPUクーラーはリテールファン、メモリソケットはDDR4-2133MHz 204 ピン SO-DIMM×2(最大32GB)。M.2スロットを2基搭載。1基はWi-Fiモジュール用で、もう1基はPCIe 3.0 x4接続対応ストレージを搭載できる。また、2基の2.5インチドライブベイを備える。

通信機能はギガビット対応有線LAN(Intel I219V)。インタフェースは、USB 3.0×2(Type-A×1、Type-C×1)、HDMI×1、DisplayPort×1、D-sub×1、オーディオポートなど。本体サイズはW155×D155×H80mm。