真夏でもさわやかな気候の札幌では、8月末頃まで市内各所でビアガーデンが開催されている。カラッと乾いた空気と、広々とした会場の開放感は、冷たいビールをさらにおいしく感じさせてくれる。今回は、札幌市内中心部に泊まった時にオススメしたい、札幌駅周辺のビアガーデンを紹介しよう。もちろん、札幌に着いた時に改札口から直行しても、札幌駅からJRで帰る前に立ち寄ってもOKだ。

夏の北海道といえばビアガーデン!! (画像は「銀座ライオン サマーフェスタビヤガーデン」)

札幌駅の目の前に約1,100席の会場が出現!

最初に紹介する「銀座ライオン サマーフェスタビヤガーデン」は、札幌駅南口広場で8月28日まで開催中。札幌駅の西改札口から徒歩2分程度というアクセス至便の立地に、約1,100席が用意されている。そのうち約500席がテント席なので、夏でも肌寒い日や小雨の降る日でも、安心して冷えたビールが飲める。豪雨や強風の日は中止の場合もあるが、そんな日は例年2、3日程度だそうだ。

ビアホール「銀座ライオン」の系列店が運営するビアガーデンなので、ビールの鮮度や品質管理はバッチリだ。最初の1杯は、旅行客に絶大な人気を誇る北海道限定販売の生ビール「サッポロクラシック」がイチオシ。麦芽100%のビールのうま味を堪能できる。

2杯目は看板商品「サッポロ生ビール黒ラベル」でいこう。キレとコク、上品な苦味のバランスの良さは、札幌の気候と相性バツグン。どちらも小カップ580円、中カップ780円、大ジョッキ1,250円だ。

ガツンとくるうま味が決め手の肉メニュー

ビールに合うおつまみは常時25種類以上そろい、特に充実しているのが肉料理。ジューシーで濃厚な味わいの肉と、キンキンに冷えたビールの組み合わせは最高だ。

ジュワッと熱々の「網焼きベーコン」(680円)、歯ごたえのある牛タンを分厚くカットした「厚切り牛舌焼き」(980円)、手づかみでガブッと行きたい「ポークスペアリブ」(1本580円)などのほか、焼き物あり揚げ物あり、煮込みもありの品ぞろえ。

肉と合わせてもう1品、カリッと香ばしく焼き上がった「ロングガーリックトースト」(1本400円)もオススメだ。

「厚切り牛舌焼き」980円。ポテトも付いてボリュームたっぷり

2人以上ならプレートや食べ放題も

さて、1人でふらっと立ち寄りたい時にオススメのメニューを中心に紹介したが、大人数で楽しみたいお得なプレートセットや食べ放題プランもある。地元客に評判の「生ラムの陶板蒸し食べ放題」と「MIXしゃぶしゃぶ(牛・豚)食べ放題」は、どちらも1人90分2,800円。1人1,800円で飲み放題も追加でき、注文は2人から受け付ける。複数人で立ち寄った際は、ぜひお試しを!

チキンの唐揚げ、骨付きソーセージなど肉4品とポテトがセットになった「ミートプレート」(3,000円)

●information
銀座ライオン サマーフェスタビヤガーデン
住所: 北海道札幌市中央区北五条西4丁目 札幌駅南口広場
開催期間: 8月28日まで
営業時間: 8月15日までは月~土曜日12:00~23:30(L.O.23:00)、日曜日・祝日12:00~22:30(L.O.22:00)
8月16日~28日は月~金曜日17:00~22:30(L.O.22:00)、土・日曜日12:00~22:30(L.O.22:00)
※営業時間は天候やイベントにより変更の場合あり。雨天・強風の日は休業、または席数を縮小して営業する場合あり