39回目を迎えた人力飛行機の大会『Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2016』(読売テレビ主催)が31日、滋賀県彦根市の琵琶湖・松原水泳場で開催され、MCの東野幸治、羽鳥慎一、応援サポーターの藤岡弘、、鈴木砂羽らが熱戦の感想を語った。
今年の大会は30日、31日の2日にわたって行われ、計36チームが出場。31日には、パイロットが自転車を漕いでプロペラを回す機体"人力プロペラ機"で飛行距離を競い合う「人力プロペラ機ディスタンス部門」が開催され、昨年の優勝チーム「東北大学Windnauts」や強豪の「日本大学理工学部航空研究会」ら12チームが白熱の湖上バトルを繰り広げた。
この日の琵琶湖は快晴。最高気温35℃にもなる炎天下での戦いとなった。前人未踏の最長記録40kmを目指し、体力の限界に挑みながらペダルを漕ぐパイロットたちに実況席の東野らも興奮。学生など若い世代の奮闘ぶりに感動した藤岡が「日本の未来は明るい!」と声を挙げるなど、惜しみない声援を送っていた。
大会終了後に行われた取材会では、東野が「それぞれの目標を目指してがんばってきた各チームにはさまざまな物語があり、奇跡のドラマもあった。それを見て、我々も元気をもらえたことに『ありがとうございます!』という気持ちです」と感激しきり。一方、大会初日から感動のあまり「泣いてしまった」と明かす羽鳥は「『鳥人間』は6回目になりますが、これまでで一番泣きましたし、一番笑いました。それほどドラマがたくさんあった」と今大会を振り返った。
また、藤岡は「日本の若者はまだまだこれだけやれるんだぞ!と未来に希望を感じました」と熱弁を振るい、「命がけで挑戦する若者は美しい!体中が、細胞から魂から震えながら喜んでいます」と興奮冷めやらぬ様子。大会初参加の鈴木は「『空を飛ぶ』ということにこんなに熱い情熱を持った人たちがいることに圧倒されたのはもちろん、私もがんばらなければ!と琵琶湖で思わされるなんて…(笑)。私の名前には“羽”がついているので、夢に向かってもっと羽ばたいていきたい」と感銘を受けたようだった。なお、この大会の模様は8月31日(水)19:00より読売テレビ・日本テレビ系で放送される。