7月31日に投票が行われた東京都知事選挙で、元防衛相の小池百合子氏(無所属)が当選した結果を受けて、日本経済団体連合会の榊原定征会長は同日、コメントを発表した。
都政の着実な前進と東京五輪の成功を要望
榊原会長は「今回の選挙結果は、小池氏の改革に取り組む強い意欲や、清新で決断力に富む政治姿勢などが、都民に支持された結果だと思う」と分析。
その上で、「東京都は、我が国の首都であるとともに、グローバルな都市間競争の中で、今後より一層発展していくことが期待される。2020年には、世界中から注目を集めるオリンピック・パラリンピック大会が開催される。同時に、都政には、子育て支援、介護・福祉や高齢化への対応、首都直下地震などへの対策といった課題が山積している」とコメントした。
さらに小池新都知事に対して、「首都東京のかじ取り役として、都政を着実に前進させるとともに、東京オリンピック・パラリンピックを確実に成功に導き、都民の期待に応えていただきたい」と要望した。
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