俳優のマット・デイモンが俳優活動を1年間休止するそうだ。妻ルチアナとの間に4人の子供を持つマットは、通常撮影時には家族も連れて行っているというが、長年に渡って家族を連れ回したと感じているために、休業する気になったという。
マットは『トゥデイ』出演時、「僕は連続で何個もの仕事を受けたからね。4作連続でやったし、あと1本残っているところさ」「家族はすごく付き合いが良くて、移動も得意なんだ。でもこの年の仕事が終わったら1年間休みを取って、たまには家族の言いなりになるのが楽しみだよ」と語った。
約10年ぶりにジェイソン・ボーンを演じているマットにとって、人気シリーズ復帰の決め手となったのはファンからの要望だそうで、「何年もやっていると控えめになるもんさ。僕は間違いなく誰も見に行かないような映画もたくさん作ってきたから、忠実な観衆から何か頼まれると、お互いに顔を見合わせて『お高くとまってないでやろうぜ』っていう時が来るもんさ」と説明している。
マットは先日にも家族が撮影現場に来て良い場合だけ仕事を引き受けると明かしていた。「映画を作る時はだいたい家族も連れて行って、大型の家族旅行みたいにするんだ。だからどんな映画にしても出演の決断は家族次第なんだ。あまりに家族をバラバラにするようなものならできないよ。時には冒険のようなものにもなるけどね。去年は中国に半年行ったんだけど、それは長い家族旅行となったし、すごく楽しかったよ」
しかし、家族を連れていけない場合でも、撮影中2週間ごとに家に帰れることが約束されている仕事なら引き受けるようで、「僕たちは2週間離れ離れにならないようにしているんだ。2週間ルールっていうのがあるんだけど、僕らが一番長く離れ離れになった期間は今のところ3週間だね」と話していたこともあった。
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