阪急電鉄はこのほど、西宮北口駅今津行ホーム東側に隣接する場所に「(仮称)西宮北口阪急ビル」を建てる計画を発表した。8月1日から工事に着手する。

外観イメージパース(西宮北口駅南バスロータリーから望む)。西宮北口阪急ビルの手前は今津行ホーム

西宮北口阪急ビル3階コンコース吹抜け部イメージパース

「(仮称)西宮北口阪急ビル」は鉄骨造10階建てで、延床面積は約1万1,600平方メートル。利便性の良い立地を生かし、1~4階に飲食・物販店、金融機関、教育や育児関連のサービスが提供できるテナントを誘致する。5~10階は教育系を中心としたサービス施設などが入居する予定。

西宮北口駅東改札口から阪急西宮ガーデンズへとつながる現在の連絡デッキを3階部分で取り込み、ビルを通り抜けるコンコースとして活用。コンコース上部は2層の吹き抜けとし、開放感のある印象的な空間を作り出す。コンコースに面した部分にはカフェなどの店舗を中心に配置し、にぎわいのある商業環境を演出する。工事完了は2018年秋を見込んでいる。