ロジテックINAソリューションズは28日、アクセスログ機能を強化したNAS「LSV-MS2VKWL」シリーズを発表した。2TB / 4TB / 6TB / 8TBの4モデルを用意。8月上旬から発売する。価格(税別)は2TBが158,000円、4TBが165,000円、6TBが195,000円、8TBが230,000円。
アクセスログの検索が可能なソフト「VVALUT AUDIT」の1年間有償ライセンスを、「LSV-MS2VKW」シリーズに標準添付したモデル。期間、ユーザー、ファイル名などの条件を指定したアクセスログ検索が可能で、マイナンバー対策が必要な小規模事務所に最適としている。万が一データが漏えいした場合に、被害状況を調査するのに役立つ。なお2年目以降は、別売のVVALUT AUDIT延長ライセンスが必要。
ウエスタンデジタル製HDD「WD RED」を2台内蔵し、出荷時はRAID 1に設定されている。RAID 0にも対応する。OSはWindows Storage Server 2012 R2 Workgroup Editionで、データ部分を消去せずにシステムのみをリカバリできる「システムのみのリカバリ」機能に対応する。
Microsoft Azureを利用した自動バックアップツール「Cloudlink for NAS」を標準搭載。クラウドストレージへのバックアップが可能で、指定のフォルダ内のファイルを定期的にAzureへとアップロードする。スマートフォンからもセキュアにアクセスできるフリービット製のリモートアクセスツール「ServersMan@CAS」も利用可能だ
CPUはVIA Eden X2(1.0+GHz)、メモリは4GB。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×2、USB 2.0×2、D-sub×1。本体サイズはW135×D225×H128.5mm、重量は2TBが約3.0kg、4TBと6TBが約3.2kg、8TBが約3.4kg。