アイデムは7月27日、「2017年度の新卒採用に関する企業調査」の結果を発表した。同調査は7月1日~5日、2017年度の新卒採用を行う企業の新卒採用業務担当者1,000名を対象に、クロス・マーケティングの登録モニターを利用したインターネット調査で実施している。
「新卒採用活動の状況」を聞いたところ、全体の最多は「現在行っている(広報活動やその準備も含む)」(56.6%)だった。次いで「まだ何も行っていない」(22.8%)、「既に終了している」(20.6%)となった。
業種別にみると、「現在行っている」の割合は「通信業・情報サービス業」(61.5%)が最多だった。以降「製造業」(60.3%)、「医療・保健・福祉」(58.3%)、「卸売業・商社・小売業」(56.6%)、「建設業」(55.2%)と続いた。
「7月1日の内定者数(辞退者を除く)は、予定人数の何%くらいに達しているか」を聞いたところ、最多は「100%」(20.9%)だった。次いで「80~99%」(20.4%)、「40~59%」(18.3%)、「20~39%」(14.6%)となった。
「内定充足率は予定に比べてどうか」を聞くと、65.8%で「予定通り」が最も多くなった。次いで、「予定よりも低い」(21.1%)、「予定よりも高い」(12.3%)、「わからない」(0.8%)となった。
「予定通り」の割合を内定充足率別にみると、「100%」(26.2%)が最多に。以降「80~99%」(18.7%)、「40~59%」(18.3%)、「1~19%」(12.7%)と続いた。