ニコンは、「NIKKOR」(ニッコール)レンズの累計生産本数が、2016年6月に1億本を達成したと発表した。

NIKKORはニコンの写真用レンズのブランド。その名称は、ニコン創業時の社名「日本光学工業」の略称であった「日光」(NIKKO)に、写真レンズの名称の末尾によく使われていた「R」をつけたものだ。

1932年に商標として登録され、1959年には初のニコン一眼レフカメラ用のNIKKORレンズ「NIKKOR-S Auto 5cm f/2」を発売。2016年7月現在、ミラーレスカメラ用の「1 NIKKOR」を含めると90種類以上をラインナップしている。