バイオリニストの高嶋ちさ子(47)が、26日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『中居正広のミになる図書館』(毎週火曜23:15~24:15)にゲスト出演し、夫婦関係について語った。

高嶋ちさ子

高嶋といえば今年2月、"ゲーム機バキバキ"騒動で話題に。2人の息子が家庭内のルールを守らなかったとして、ゲーム機を「真っ二つ」にしたことを東京新聞のコラムで公表し、賛否両論を巻き起こすも、高嶋のもとには批判の声が相次いで寄せられた。

一方で、恐ろしくせっかちな一面などのプライベートエピソードが受け、バラエティ番組で人気者に。この日も「肉を食べていると気性が荒くなるみたいで」などと肉食としての持論を展開し、保護者会で恐れられていることを明かして笑いを誘う。

そんな高嶋だが、「優しい人とか良い人と言われてみたい」というのが本音。番組ではその願いを叶えるべく、高嶋を最もよく知る人物である夫に取材し、「怖い」「優しい」と思うエピソードを聞き出した。高嶋いわく、夫は「すごく穏やか」で、「(妻に)肉を与えていないと俺が食われてしまう」と怯えているという。

清水俊輔アナウンサーは「過激な内容もあったということで、紹介できるものだけ」と前置きし、まずは「怖いと思うエピソード」を読み上げた。

「道を間違えた時、この世で一番ダメな人を見るような目で見てくるので、緊張してまた間違える」

これに高嶋は爆笑。周囲からはプレッシャーを与えすぎなのではという指摘もあったが、「前向きにもっと生きて欲しいんですよ」と釈明した。そして、今度は「優しいと思うエピソード」。

「僕が怒られて泣いた時は優しくなる」

スタジオが騒然とする中、高嶋は「ちょっとこれは流さないで!」と苦笑い。「私、涙に弱いんですよ」とアピールするも、黙りこんだ夫に「犬でもウンとかスンとか言うんだから、何かしゃべりなさいよ!」と責め立てたことを振り返ると、男性出演者からは一斉に「こえーよー!」と悲鳴が上がった。

そんな夫にとって、ささやかな"反撃"となったのが先の"ゲーム機バキバキ"騒動。炎上してヘコんだ妻を見た夫はうれしさのあまり小躍りしていたらしく、高嶋いわく「世界中の人にお礼状出したいくらいの勢いでした」。ある日、夫は食器を洗いながら、「それにしてもあの時、落ち込んでたよね」とうれしそうにしていたという。