俳優のトム・ハンクスが、主演最新作『ハドソン川の奇跡』(9月24日公開)を引っさげ、9月14日に3年ぶりに来日することが決定した。また、最新予告映像が27日、公開された。

サレンバーガー機長役のトム・ハンクス(左)と、副機長役のアーロン・エッカート

クリント・イーストウッド監督が3度目のアカデミー賞を狙う本作は、2009年にアメリカ・ハドソン川で起こり"奇跡"と称賛された航空機事故の生存劇の知られざる真実に迫る映画。極寒のニューヨークで、160万人が住む大都会マンハッタンの上空にて突如全エンジンが完全停止するという危機的状況の中、ベテランの操縦士・サレンバーガー機長(ハンクス)はハドソン川に着水させることを決断し、乗客155人全員生存という生還劇を成し遂げ、国民的英雄となった。しかし、機長の"究極の決断"について、本当に不時着以外の選択肢はなかったのかという疑惑が掛けられ、一瞬にして英雄から容疑者へと転落してしまう。

このたび、サレンバーガー機長を演じるトム・ハンクスと、副機長を演じるアーロン・エッカートが9月14日に来日することが決定。2人は、作品をイメージした大規模なジャパンプレミア、記者会見への参加を予定している。ハンクスは2013年の『キャプテン・フィリップ』以来約3年ぶり、エッカートは2008年の『ダークナイト』以来8年ぶりの来日となる。

来日決定とともに、予告編も公開。155人の乗客全員の命を救い英雄となった機長がなぜ殺人未遂の罪をかけられる容疑者になってしまったのか、160万人が住むマンハッタン上空で起きた航空機事故に隠された衝撃的な真実を突きつける映像となっている。


(C)2016 Warner Bros. All Rights Reserved