新型ブリッジがついにバンドル

ASRockから、X99チップセットを搭載するマザーボードが2種類登場、発売が開始された。オールラウンダーの「X99 Taichi」と、ゲーミング向けの「Fatal1ty X99 Professional Gaming i7」。ハイエンド相当の高機能モデルながら、価格はそれぞれ32,500円前後と39,000円前後。コストパフォーマンスの高さが魅力だ。

ASRockの「X99 Taichi」。この黒と白は陰と陽を表すという

こちらは「Fatal1ty X99 Professional Gaming i7」のパッケージ

両者の仕様はほぼ共通。搭載するのは、12フェーズ電源、メタルシールドのPCI Express x16スロット、デュアルUltra M.2スロット、Intel製デュアルGbEと無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、最大1.5Aに対応する水冷ポンプヘッダなど。また新型のSLI HBブリッジが付属しており、GeForce GTX 1080/1070でのSLIを考えているなら良いだろう。

Fatal1ty X99 Professional Gaming i7の基板。拡張スロットは少なめだ

バックパネル。USB3.1×2ポート(タイプA+C)、USB3.0×4ポート等を備える

X99 Taichi。レイアウトを見ると、共通の基板を採用していることが分かる

両者に付属するSLI HBブリッジ。マザーボードに付属するのはこれが初

異なるのは主にオーディオ機能で、Fatal1tyのみCreativeの「Sound Blaster Cinema 3」を搭載(Taichiは「Purity Sound 3」)。そのほか、Taichiでは基板上の電源/リセットスイッチなど、一部の機能が省略されている。

ツクモ限定のH170マザーボード

ASRockの「H170 Performance/Hyper(Tsukumo Edition)」は、ツクモ限定という限定パッケージだ。ベースとなっているのは「Fatal1ty H170 Performance/Hyper」で、それにUSB3.1カードがバンドルした形。人気イラストレーターのパセリ氏によるパッケージデザインも注目を集めそうだ。価格は17,258円。

ASRockの「H170 Performance/Hyper(Tsukumo Edition)」