米BOX OFFICE MOJOは7月22日~7月24日の全米週末興業成績を発表した。

前週まで2週連続トップに立った『ペット』を2位に下し、『スタートレック』シリーズの13作目にあたる最新作『スター・トレック BEYOND』が初登場首位にランクイン。『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リンが監督を務め、カーク艦長率いるエンタープライズ号と新たな敵との闘いを描く。カーク艦長を演じるクリス・パインをはじめ、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、過日急逝したアントン・イェルチンなど主要キャストは続投する他、『007』の次期ジェームズ・ボンドとして呼び声も高いイドリス・エルバや、『キングスマン』のソフィア・ブテラらも新たに加わる。前2作を監督したJ.J.エイブラムスは製作を担当している。

© 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved. STAR TREK and all related marks and logos are trademarks of CBS Studios, Inc.

4位に初登場の『ライト/オフ』は、2013年に開催されたホラー短編動画コンテスト「Who's There 」に投稿され、YouTubeなど動画サイトで計1億5000万回以上再生された作品を長編映画化した作品。『ソウ』、『死霊館』のジェイムズ・ワン氏がプロデューサーとして参加している。

© 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT

5位も初登場の『Ice Age: Collision Course(原題)』。数万年前の氷河期が迫る時代を舞台に、マンモスとノスロテリウム、スミロドンの3頭の動物の冒険を描いた3Dアニメ映画『アイスエイジ』シリーズの5作目となる最新作。前作に引き続きマイク・サーメアーとギャレン・T・チュウが監督を務め、、地球上に落下する隕石群から逃れるために奮闘する3頭を描く。

その他、『Hillary's America: The Secret History of the Democratic Party(原題)』が前週37位から9位に急浮上してトップ10入り。2012年に『2016-オバマのアメリカ』を公開した、インド系アメリカ人政治学者のディネシュ・デスーザが手掛ける、ヒラリー・クリントンと民主党の歴史の裏側を暴いたドキュメンタリー映画だ。

北米週末興行成績TOP 10(7月22日~7月24日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 スター・トレック BEYOND 5,960万ドル 同左 10月21日 1
2 1 ペット 2,933万ドル 2億6,070万8,745ドル 8月11日 3
3 2 ゴーストバスターズ 2,160万ドル 8,685万6,739ドル 8月19日 2
4 ライト/オフ 2,160万ドル 同左 8月27日 1
5 Ice Age: Collision Course(原題) 2,100万ドル 同左 未定 1
6 4 ファインディング・ドリー 722万ドル 4億6,019万9,119ドル 公開中 6
7 3 ターザン:REBORN 643万ドル 1億1,582万4,084ドル 7月30日 4
8 5 Mike and Dave Need(原題) Wedding Dates 440万ドル 4,035万7,747ドル 未定 3
9 37 Hillary's America: The Secret History of the Democratic Party(原題) 370万ドル 379万1,524ドル 未定 2
10 8 The Infiltrator(原題) 329万3,840ドル 1,223万9,750ドル 未定 2