ディスコは7月22日、「2017年度の採用活動状況」に関する調査結果を発表した。同調査は6月27日~7月6日、全国の主要企業1,285社を対象に、インターネット調査で実施している。
「面接開始時期」を聞いたところ、最多は「4月上旬」(12.4%)だった。以降、「4月中旬」(11.7%)、「6月上旬」(11.6%)、「3月下旬」(10.2%)と続いた。
「内定出し開始時期」を質問すると、「6月上旬」(19.6%)が最も多くなった。次いで、「5月下旬」(11.6%)、「4月下旬」(10.8%)、「5月中旬」(9.8%)となった。
2016年卒採用と「学生の反応」を比較した。「エントリー数」をみると、全体では46.4%が「減った」で最多に。次いで「増えた」(33.2%)、「変化なし」(20.4%)と続いた。
「自社セミナー・会社説明会の参加人数」は、全体の41.3%が「減った」で最多に。以降、「増えた」(32.3%)、「変化なし」(26.4%)と続いた。
「採用への応募者数」を聞くと、全体では41.5%で「減った」が最も多くなった。次いで、「増えた」(29.7%)、「変化なし」(28.9%)という結果となった。
「採用選考の終了状況」を聞くと、全体では78.7%が「終了していない」、21.3%が「終了した」となった。従業員規模別にみると「終了した」の割合は、「300~999人」(22.6%)が最多だった。以降「1,000人以上」(22.1%)、「~299人」(19.2%)と続いた。
業界別では、「終了した」の割合は「金融」(31.7%)が最も高くなった。次いで、「製造」(22.0%)、「流通・商社」(20.7%)となった。