映画『ミニオンズ』(15)のスタッフによる最新作『ペット』(8月11日公開)の新たな場面写真がこのほど、公開された。

ポメラニアンのギジェットと雑種犬のマックス ※新写真

本作は、飼い主が留守にしている時にペットは一体どんなことをしているか、2匹の犬を中心にペットの日常を描いたアドベンチャー。大好きな飼い主・ケイティと暮らす主人公の雑種犬・マックスの下に、毛むくじゃらの大型犬・デュークがやってきたことをきっかけに、あるトラブルに巻き込まれ、ニューヨークを舞台にマックスと仲間たちが大冒険を繰り広げる。

マックスとデュークを率先して捜しに向かうのは、フワフワなポメラニアン・ギジェット。マックスにひそかに思いを寄せており、その失踪にいち早く気づいたギジェットは、ペット仲間を引き連れて捜索を始める。道中、小屋に捕らえられていたタカ・タイベリアスを開放することと引き換えに、マックスの捜査に協力させることにも成功。ニューヨークのことを知り尽くすバセットハウンドの老犬・ポップスの知恵を借りて、2匹の痕跡に迫っていく。

新たに公開された場面写真は、そんなギジェットを映した2点。マックスを見つめてかわいい微笑みを見せているシーンと、自分よりはるかに大きなタイベリアスを目の前にしても恐れることないタフな一面が垣間見られる場面のものとなっている。また、ギジェットの日常に迫ったインタビューも公開された。

マックスに友達以上の感情を持っていることに気付いたのはいつ頃か問われたギジェットは、「私が? マックスのことを"友達以上"に思っている? "友達以上"って"良い友達"っていう意味かしら?」ととぼけ、「私は別にマックスに恋なんてしないもの。そんなはずないでしょ! 私たちはただのお隣さんで友達」と恋愛感情を否定。それでも、マックスを捜すために街を出る勇気ある姿勢を称賛されると「誰かを愛することは」と言いかけ、「そうじゃなくて」と打ち消しつつ、「誰かの良きお隣さんでいるということは、最も勇敢な行為よ。私はただ良いお隣さんなだけ。お隣のためなら普通にすることよ。それ以上の意味はない」と"ツンデレ"な側面を見せる。

自身にとって完璧な一日について聞かれると、「おいしい朝食から一日が始まるわね。もし隣人のマックスがそばにいるなら、それでも構わないわ。それから、数時間ほどお気に入りの『テレノベラ』(主にメキシコと中南米で製作・放映されるテレビの連続メロドラマ)を見るの。朝食を終えたマックスがうちに残って私と一緒にテレビを見たいなら、そうすればいいわ。どうせもう一緒にいるんだし。帰るよりそのまま残る方が楽なこともあるでしょ? そのあと、夕暮れ時に散歩に出掛けたいわね。日が暮れる時の光の感じがすごくロマンチックなの。もしマックスがまだいるなら、一緒に行ってもいいわ。彼も散歩は好きだから」と説明。口では恋愛感情を否定するも、マックスへの愛があふれている。

タイベリアスとの2ショット ※新写真

ポメラニアンのギジェット

(C)Universal Studios.