KDDI、沖縄セルラーは、海外32の国と地域でデータ通信を日本滞在時と同じように利用できる「世界データ定額」を22日より提供開始する。あわせて専用のスマートフォンアプリも配信する。
世界データ定額は、ユーザーが日本で加入しているデータ定額プランの容量からデータ通信を利用できるサービス。専用アプリもしくはWebサイトで利用開始を選択してからサービス開始となり、24時間経過後に自動終了する。利用料金は24時間あたり980円。
渡航前の事前準備として、手持ちのスマートフォンのデータローミングをオンにしておかなければならない。また、「データチャージオプション」と対象料金プランへの加入も必要となっている。
対象料金プランは、4G LTE スマートフォン向けが「データ定額1/2/3/5/8/10/13」、「LTEフラット」、「シニアプラン」、4G LTE ケータイ向けが「データ定額2/3/5/8/10/13(VK)」、4G LTE タブレット向けが「タブレットプラン ds(3年契約/2年契約)」、「LTE フラット for Tab ds」、「LTE フラット for Tab」、4G LTE 対応PC向けが「LTE フラット DATA(m)」、「LTE フラット DATA(m) ds」。
対象の国・地域は、米国(本土・アラスカ)、ハワイ、カナダ、韓国、台湾、タイ、香港、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、クリスマス島、ドイツ、フランス、イギリス、オランダ、イタリア、スペイン、ベルギー、オーストリア、チェコ、スロバキア、スイス、ルクセンブルク、サンマリノ、バチカン、リヒテンシュタイン、プエルトリコ、米領バージン諸島、カナリア諸島、スペイン領北アフリカ。
専用アプリは、ユーザーにとってわかりやすいインタフェースにこだわって開発されており、ワンタップで世界データ定額の利用が開始できる。渡航先では、残り時間の表示や利用料金なども表示される。そのほか、外務省からの渡航注意情報や、旅行サイト「トリップアドバイザー」が提供する各国のホテル、レストラン、観光名所といった情報も配信する。対応機種はiOS 7.0以降搭載のiPhone、Android 4.1以降搭載の4G LTE スマートフォン。