Zaimは7月15日、「保険」に関するアンケート調査結果を発表した。同調査は5月29日に施行された改正保険業法を受けて実施されたもの。
終身保険と自動車保険、医療保険を組み合わせる
「現在、自分が契約者として保険に加入しているか」を尋ねたところ、全体の75.2%が「自身が契約者として毎月料金を支払っている」と回答した。加入率は35歳を起点に上昇する結果となった。
現在加入している保険の種類について質問したところ、全体の39.4%(121人)が「終身保険型の生命保険」に加入しており、「自動車の損害保険」と「医療保険」の複数の組み合わせが多い傾向にあった。また、1タイプのみの加入の場合、一定の保険期間内に死亡したときのみ死亡保険金が支払われる「定期型の生命保険」に加入しているという回答が最も多かった。
保険加入への申し込み経路は、全体の40.1%が「保険会社の担当者に直接相談する」と回答。続いて「会社の団体保険を利用」が18.2%となり、「インターネット利用」は15.3%にとどまった。
保険加入・申し込みにおける窓口担当者の印象については、50.5%が「公平に提案されたと感じる」、9.2%が「公平に提案されなかった」と答えた。年代別に見ると、特に20~24歳の世代は20.0%が「公平に提案されなかった」と回答しており、公平性に不満を感じた割合が他の世代よりも高い。逆に35歳以上の回答者は「公平に提案された」という印象を持っていることがわかった。
申し込みの際に感じた不満として「負担する内容とそれに見合ったリターンが不明確」「違いがそこまで分からない」「思っていた内容と契約内容に相違がある」等、商品内容や契約書の複雑性が多く上がった
調査期間は6月7日~11日、対象は「Zaim」利用者男女307名。