アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が20日、都内で行われた映画『キング・オブ・エジプト』(9月9日公開)の公開アフレコイベントに出席し、走り方へのコンプレックスを明かした。
本作は、古代エジプトを舞台に、神と人間が共存する世界で繰り広げられる王座をかけたバトルを描いた物語。声優初挑戦の玉森は、ブレントン・スウェイツ演じる主人公で、奪われた恋人を救うために立ち上がる盗賊の青年ベック役の日本語版吹き替えを務める。
イベントでは、ベックの恋人ザヤ役の吹き替え声優を務める女優の永野芽郁とともにアフレコを披露。恋人同士の2人のやりとりのシーンや、敵から逃げる緊迫のシーンなどを実演した。
玉森は「新たな挑戦と経験ができるということで素直にうれしかった」とオファーを受けた時の心境を明かし、「特にアクションシーンに苦労したんですけど、一つまたいい経験ができた。初日とかめっちゃ緊張してましたけど」とアフレコの感想を語った。
そして、演じたベックについて「おちゃらけているんですけど、怖いもの知らずというか勇敢に戦いに向かう青年」と説明した上で、自身と似ているところは「1個もない」と断言。「勇敢でもないと思うし、おちゃらけてもないと思うし。まったく違うので振り切って演じられた」と続け、「勇敢になれるように頑張ります」と笑った。
また、本作にさまざまな能力を持つ神様が登場することにちなんで、「どんな能力がほしいか?」と聞かれると、「飛べるのも魅力的。あと、かっこよく走れる能力」と返答。「走り方がコンプレックスなので」と打ち明けた。さらに、「テンションが高くなる能力。不愛想って思われがちなので」と加えると、永野は「えー!」と驚き、「初めて会ったときから全然優しかったです」と明かした。
(C)Photo Courtesy of Lionsgate.