JR東日本は16日、新宿駅新南改札前にオープンした「Suicaのペンギン広場」にて、「Suicaのペンギン」ブロンズ像の除幕式を実施した。

新宿駅新南改札前の歩行者広場が「Suicaのペンギン広場」と命名され、新たにブロンズ像も設置された

「Suicaのペンギン広場」と命名された新宿駅新南改札直結の歩行者広場は今年3月、「JR新宿ミライナタワー」開業と同時に使用開始しており、線路上空から列車を眺めることもできる憩いの場となっている。この広場により親しみを持ってもらうため、JR東日本のICカード乗車券「Suica」のキャラクターにちなんだ名称が採用されることになり、7月16日にオープニングセレモニーが開催された。

「Suicaのペンギン」ブロンズ像は新たな待ち合わせスポットとして広場内に設置される。台座も含めた高さは約2.5m(銅像1,000mm、台座1,485mm)で、末永く新宿エリアの未来を創造していきたいとの思いを込め、未来へ向かって歩んでいく姿を表現したという。台座裏面に「Suica」の歴史を記載したカードパネルも埋め込まれた。

除幕式にはJR新宿駅長の森野広志氏(左から3人目)らが出席

「Suicaのペンギン」も応援に駆けつけ、ブロンズ像の前でポーズを決めていた

「Suicaのペンギン広場」に設置された巨大オブジェにはオリジナルイラストが描かれている。期間限定のオブジェも複数設置された

ブロンズ像の除幕式には、JR東日本の新宿駅長、森野広志氏らが出席した。「『Suicaのペンギン』ブロンズ像の他にも、期間限定のオブジェなどさまざまな趣向を凝らしています。鉄道を利用されるお客様や地域の皆様に愛される広場でありたいと思っています。どうぞ楽しんでいってください」と森野氏は挨拶した。

除幕式の後、「Suicaのペンギン」ブロンズ像が一般公開された。「Suicaのペンギン」がブロンズ像の前に立ってポーズを決める場面もあり、広場を訪れた利用者の多くがブロンズ像や「Suicaのペンギン」にカメラを向けていた。「Suicaのペンギン広場」に設置された高さ約3mの巨大パネル、夏らしさを表現した期間限定のオブジェも、写真撮影スポットとして利用者に人気の様子だった。