帝国データバンクは7月15日、「遊園地・テーマパーク経営企業の実態調査」の結果を発表した。同調査は6月末時点の企業概要データベース「COSMOS2」において、2013~2015年(1~12月期決算)の3期連続で収入高が判明した154社を抽出し、分析している。

2015年の収入高合計は約8,134億5,000万円で前年比0.6%増だった。2015年に増収となった企業は154社中の73社となり、構成比は47.4%だった。

2015年収入高の変化

2015年収入高ランキングの結果、1位はオリエンタルランドの「東京ディズニーリゾート」。約3,992億3,400万円で、前年比0.8%減となり、2010年以来5年ぶりの減収に。

次いで2位はユー・エス・ジェイの「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」で、約1,385億7,700万円(前年比44.5%増)だった。

3位は東京ドームの「東京ドームシティ」(約590億6,100万円)、4位はナムコの「ナムコ・ナンジャタウン」(約430億900万円)、5位はハウステンボスの「ハウステンボス」(約275億9,400万円)。以降、6位富士急行「富士急ハイランド」(約262億1,100万円)、7位長島観光開発「ナガシマリゾート」(約251億1,800万円)、8位モビリティランド「鈴鹿サーキット」(約251億300万円)、9位西武鉄道「西武園ゆうえんち、としまえん」(約215億3,300万円)、10位よみうりランド「よみうりランド」(約161億8,800万円)と続いた。

2015年 収入高ランキング