サムスン電子ジャパンは、五輪をモチーフにしたモデル「Galaxy S7 edge Olympic Games Edition」をauの端末ラインナップに追加する。au Online Shopにて2,016台限定で予約受付を開始し、7月19日正午より販売を開始する予定。販売価格は、税込12万2,040円となっている。
五輪の色で上品にデザイン
Galaxy S7 edge Olympic Games Editionは、リオ五輪に出場する1万2,500名の全選手に提供される限定モデル。一般の消費者向けには日本、ブラジル、アメリカ、中国、ドイツ、韓国の6カ国に限り、それぞれ2,016台限定で販売される。なお日本市場向けの製品には、Bluetoothヘッドセット「Galaxy Gear IconX」が同梱される。
サムスン電子ジャパン 代表取締役 最高経営責任者の堤浩幸氏は「アスリートの皆さん全員に行き渡るよう提供させていただく。影ながら、モバイルの分野でサポートさせていただければ」と話す。ちなみにauでは7月4日にも、Galaxy S7 edgeのスペシャル限定モデルとしてバットマンをモチーフにした「Galaxy S7 edge Injustice Edition」をauオンラインショップで販売している。堤氏によれば、こちらは発売開始からわずか3分間で限定100台が完売したという。
多機能なワイヤレスヘッドセットが付属
Gear IconXはBluetoothヘッドセット。マイクを搭載しており音声通話に対応する。また4GBのメモリを搭載しており、スマートフォンがなくても最大1,000曲までの音楽トラックを楽しめる。防滴仕様で、ランニング結果などのフィットネス情報をトラッキングすることも可能。専用ケースはバッテリーチャージャーになっており、Gear IconXを適宜充電できる。
Galaxy S7 edge Olympic Games Editionに同梱されるBluetoothヘッドセット、「Galaxy Gear IconX」。専用ケースは専用チャージャーにもなっており、適宜充電できる |
堤氏は最後に「Galaxyブランドでは、これからも皆様と新たな価値創造を共有し、楽しんでいきたい。Galaxy S7 edge Olympic Games Editionを通じて、リオ五輪をさらに盛り上げていければ」とまとめた。
Gear IconXの単独販売は?
発表会の最後に質疑応答の時間が設けられた。限定販売する6カ国の選定理由について聞かれると、堤氏は「五輪への関与が高い国、また市場の動向なども調査して選んだ」と回答。Gear IconXの単独販売については、検討中だという。
auから発売する理由については「皆さんにお使いいただくのが我々のミッション。今回はKDDIさまの戦略としてご採用いただいた」と述べていた。
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発表会の最後には、特別ゲストとして浜口京子さん、アニマル浜口さん親子が招かれトークセッションを行った。京子さんは、カメラ性能について「タックルなど、動きのある被写体を撮影するのは難しいが、Galaxy S7 edgeなら私にも簡単に撮れる。スローモーション機能で練習風景を撮影すれば、フォームの研究材料にもできそう。五輪選手の皆さんにも便利に使ってほしい」と話していた。また、Gear IconXについては「実際に音楽を聞いたところ、音質が良かった。コードレスなのでトレーニング中にも利用できる」と評価していた。