ANAは7月15日、ウォルト・ディズニー・ジャパン(以下、WDJ)とコラボした「STAR WARSプロジェクト」の一環として、特別塗装機「C-3PO ANA JET」(ボーイング777-200、国内線仕様)を制作することを発表。スター・ウォーズのシンボル的存在であるC-3POを全面にデザインしたモデルで、今回の特別塗装により、「R2-D2」「BB-8」「C-3PO」と3ドロイドの特別塗装機がそろう。

第4弾の「C-3PO ANA JET」(ボーイング777-200、国内線仕様)は2017年3月下旬に登場

同プロジェクトはWDJとスター・ウォーズブランドを活用するプロモーション・ライセンス契約に基づいたもので、世界で初めてとなるスター・ウォーズキャラクターをデザインした特別塗装機の発表を皮切りに、2020年3月までの5年間にわたって実施される。今回の「C-3PO ANA JET」に関しては、英国・ロンドンにて7月15日~17日にかけて開催されている、世界中のスター・ウォーズファンが集うイベント「STAR WARS Celebration Europe」の会場で発表された。

第1弾の「R2-D2 ANA JET」(ボーイング787-9、国際線仕様)

同企画の特別塗装機に関しては、2015年10月にはR2-D2が全面にデザインされた「R2-D2 ANA JET」(ボーイング787-9、国際線仕様)が、11月には両サイドにR2-D2とBB-8がデザインされた「STAR WARS ANA JET」(ボーイング767-300、国内線仕様)が、2016年3月にはBB-8が全面にデザインされた「BB-8 ANA JET」(ボーイング777-300、国際線仕様)が就航。今回の「C-3PO ANA JET」は、2017年3月下旬から国内線への導入を予定している。

第2弾の「STAR WARS ANA JET」(ボ-イング767-300、国内線仕様)

第3弾の「BB-8 ANA JET」(ボーイング777-300、国際線仕様)

ANAが2015年8月に実施した「STAR WARSプロジェクト」発表会には、ANA代表取締役社長の篠辺修氏とWDJ社長のポール・キャンドランド氏のほか、特別ゲストとしてR2-D2とC-3POが登場した。発表会の中では、会場に並んだ特別塗装機のモデルプレーンを横目に、次回のC-3POデザインを期待する視線を篠辺氏とポール氏に投げかけていた。そうした期待に応えてなのか、今回の第4弾はC-3POデザインとなった。

「STAR WARSプロジェクト」発表会にて、ANA代表取締役社長の篠辺修氏とWDJ社長のポール・キャンドランド氏にアピールするC-3PO

全面にC-3POをデザインした機体には、C-3POの特徴である胴体、首の円盤部分、また、腹部の配線部分等もデザインされている。ANAは「この『STAR WARSプロジェクト』を通じて、グローバルマーケットと日本をつなぐ存在として、未来に向けて成長していきます。今後もさまざまな企画を展開していきますので、どうぞご期待ください」とコメントしている。

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