レオナルド・ディカプリオの基金が、環境問題の解決を支援するために1,560万ドル(約17億円)を寄付した。
ディカプリオは13日、気候変動を改善するための環境保全と環境関連のプログラムを支援するために、自身の名を冠した基金からその多額を寄付することを約束し、声明の中で「われわれは本日、世界の中でも急を要する環境問題を解決する支援として、重要となる資金的、戦略的パートナーシップの規模を大幅に拡大します」とコメントしている。今回の寄付により、同基金は1998年から計5,900万ドル(約62億円)の寄付をしたことになる。
また、これまでの寄付金を統括するために、ディカプリオは同基金のCEOにテリー・タミネンを指名しており、タミネン氏について「この危機的な時期に、テリーをCEOとして迎えることができうれしく思います」「テリーは実績はもちろん、われわれの世界規模での活動の影響をさらに強く拡大するために、(エグゼクティブ・ディレクターの)ジャスティン(ウィンターズ)とレオナルド・ディカプリオ基金の全チームとともに歩んでいく経験と情熱を持ち合わせたリーダーです」とコメントしている。
俳優としてだけでなく、長年環境活動家としても活躍するディカプリオは以前、ローマ教皇による環境問題解決への支援を称賛していた。「ローマ法王は、気候変動や科学界についての問題を公に言及するなど、影響力があり革命的な人です」「科学分野の99パーセントが気候変動は存在し、それが人類によって生じていると言っています。気候変動を信じない人々は、科学のことも信じていないものです。ですから、宗教上のリーダーがこの科学的な活動に言及するのは前代未聞のことであり、法王にお会いできたことは本当に光栄でした」
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