お笑い芸人の板尾創路が14日、14日、東京・台場のシネマメディアージュで行われたフジテレビ系ドラマ『営業部長 吉良奈津子』(21日スタート、毎週木曜22:00~22:54 ※初回15分拡大)の舞台あいさつに登場。共演の岡田義徳について「びっくりするくらい滑舌悪いです」と酷評した。
このドラマは、主演の松嶋菜々子演じる広告代理店の売れっ子クリエイティブディレクター・吉良奈津子が、結婚・出産・育児休暇をへて、3年ぶりに営業部長として職場復帰したことをきっかけに起こる問題と向き合いながら、仕事と家庭を両立させるために奮闘していく姿を描くもの。
板尾は、奈津子が上司となるのが面白くない、営業部署の副部長・米田利雄役。「いつも殺人鬼とかのサイコパスな役が多いのですが、今回は不機嫌な役なので最終的にどうなるか分からないですけど、たぶん殺人を犯したりはしないとは思います」と自身のキャラクターを紹介した。
また板尾は、この会に出席しなかった、部下役の岡田について「なぜ彼はあんなに滑舌が悪いのに俳優をしているのかなと、びっくりするくらい滑舌悪いです」と力説。同じ営業部員役のDAIGOが「ちょっと焦ってるシーンが多いんです。ダッシュで駆け込んできて、セリフを言うこともありますし…」とフォローしたが、それでも板尾は「何言ってるのかさっぱり分かんないんですよ(笑)。久しぶりにあんなに滑舌の悪い俳優さんを見たので、この先大丈夫なのかなと思います」と心配までした。
これを聞いて、司会のフジテレビ西山喜久恵アナウンサーは「ちょっと注目して見ていきます」と興味を示したが、板尾は「オンエアはギリギリOKだと思います。ひょっとしたらアフレコ(後で声を録音)してるかもしれないですけど」と言い、「収録現場では、ほぼ何言うてるのか分からない(笑)」と思い出し笑い。DAIGOが「ちょっと生き急いでいる役なんですよね!」と再びフォローを入れたが、板尾は「ひどいです」とバッサリ切り捨てた。
ドラマの舞台が広告業界であることから、この会では、登壇したキャスト陣が、それぞれ自身の役柄のキャッチコピーを発表。板尾は「広告代理店の営業はすごいハードな仕事で、体力も気力もいるので、そういう男のキャッチコピーはこれしかないと思ってます」と前置きしてから、「ユンケルンバでガンバルンバ」と発し、会場から拍手を受けていた。