日立マクセルは7月14日、ハイレゾ対応のカナル型イヤホン「Graphene」(グラフェン)2機種を発表した。発売は8月25日。価格はオープン。推定市場価格は「MXH-GD200」が11,800円前後で、「MXH-GD100」は8,980円前後(いずれも税別)。カラーはシルバー、ブラック、ホワイトの3色。
Grapheneは、ダイヤモンド以上の硬度を持つ炭素「グラフェン」を使用した「グラフェンコート振動板」を世界で初めて採り入れたヘッドホン。音の伝播速度が速く、高域特性に優れるという特徴を持つ。ボイスコイルには軽量なCCAW(銅クラッドアルミ線)を採用し、振動板の分割振動を抑制。また、振動板の特性を生かす2つのバスポートを配置している。
ハウジングの素材は、MXH-GD200がステンレスと高剛性ABS、MXH-GD100がアルミとABS。MXH-GD200のケーブルは、左右のグランド信号を分離した4芯タイプとなっている。
主な仕様は、ドライバー径が10mm、再生周波数帯域が20Hz~70kHz、インピーダンスが16Ω、音圧感度が92dB/mW、最大入力が50mW。ケーブルはY型で、長さは1.2m。