MMD研究所は7月13日、「2016年7月格安SIMサービスの利用者満足度調査」の結果を発表した。同調査は6月27日~28日、15歳から69歳の男女1,638名を対象に、インターネットで実施している。
利用中の格安SIMサービスを聞いたところ、最多は「BIGLOBE SIM」(217人)だった。次いで「DMMmobile」(212人)、「OCNモバイルONE」(207人)、「楽天モバイル」「IIJ mio」(ともに205人)、「mineo」(201人)となった。
デバイスと契約プランの組み合わせをみると、「スマートフォン×音声プラン」(53.1%)が最多だった。次いで「スマートフォン×データ通信プラン」(29.1%)、「タブレット×データ通信プラン」(9.2%)、「モバイルルーター×データ通信プラン」(7.8%)となった。
現在利用している格安SIMの満足度(「とても満足」+「やや満足」の合計)をみると、総合評価では78.6%で「IIJ mio」が最多に。次いで「mineo」「DMMmobile」(ともに72.1%)、「OCNモバイルONE」(70.5%)という結果に。
満足度の高い項目をみると、1位は「月額料金」(76.7%)。次いで2位は「通話音声品」(65.9%)、3位は「データ通信エリア」(60.1%)となった。
利用中の格安SIMサービスにした理由、1位は「月額料金が安いと思った」(81.0%)だった。次いで2位は「データが繰り越せる」(31.4%)、3位は「通信速度が速いと思った」(25.6%)。以降、「大手で安心できると思った」(23.4%)、「プランがたくさんある」(16.2%)、「同ブランドの別サービスを使っている」(11.9%)と続いた。