マイナビは7月13日、「2017年卒マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況」の結果を発表した。同調査は6月27日~30日、2017卒の大学4年生及び大学院2年生の1,229名を対象に、Webアンケートを実施している。
6月の活動状況を聞いたところ、56.7%で「最終面接を受けた」が最も多くなり、前年同月比19.9pt増加となった。以降、「1次面接を受けた」(56.2%)、「企業研究をした」(54.6%)、「内々定を受けた」(54.1%)、「入社予定先を決めて就職活動を終了した」(47.4%)と続いた。
6月就活費用について聞くと、1万8,410円で前月から6,500円減少した。3月~6月までにかかった月ごとの平均費用は11万58円で、前年同月比から1万5,835円増加となった。
地域別でみると、「東海」が12万918円で最も高くなった。以降「関西」(10万3,612円)、「関東」(8万697円)と続いた。
「内々定を受けた時期」を質問すると、最多は「6月上旬」(33.6%)だった。次いで「5月下旬」(15.6%)、「6月中旬」(9.5%)、「5月中旬」(8.6%)となった。
「内々定獲得後、入社意志を固めるまでにもらった時期」を聞くと、28.1%で「特に期間は設けられなかったが、即決した」が最も多くなった。以降、「1週間以上2週間未満」(13.7%)、「内々定を受けたその場を即決で迫られた」(10.6%)、「特に期間は設けられなかったので、しばらく悩んだ」(10.5%)と続いた。
「入社予定先企業を選択したポイント」を聞いたところ、1位は「企業経営が安定している」(36.1%)だった。次いで2位は「自分が成長できる環境がある」(27.3%)、3位は「社員の人間関係が良い」(27.0%)。以降、「福利厚生制度が充実している」(26.9%)、「企業の成長性が見込める」(23.0%)という結果となった。