一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は13日、Adobe ReaderおよびAcrobatの脆弱性に注意喚起した。
脆弱性を悪用したコンテンツをユーザーが開いた場合、遠隔攻撃によりAdobe ReaderやAcrobatが不正終了したり、任意のコードが実行される恐れがある。米Adobe Systemsは、バッファオーバーフローの脆弱性などを含む、計30件の脆弱性を修正した最新版をリリース済み。優先度の評価レーティングは中位の2で、影響を受けるFlash Playerは下記のバージョンとなる。アップデートは各製品のヘルプページなどから行える。
Acrobat DC/Acrobat Reader DC Continuous 15.016.20045およびこれ以前(Windows、Mac)
Acrobat DC/Acrobat Reader DC Classic 15.006.30174およびこれ以前(Windows、Mac)
- Acrobat XI/Reader XI Desktop 11.0.16およびこれ以前(Windows、Mac)