『ファインディング・ニモ』(03)や『モンスターズ・インク』(01)、『トイ・ストーリー』(95)といったディズニー/ピクサーの名作を手がけてきたダグ・スウィートランドが監督を務める映画『コウノトリ大作戦!』(原題『STORKS』)が、11月3日に日本公開されることが決定し13日、特報映像とポスタービジュアルが公開された。
本作は、コウノトリが赤ちゃんを運んでくるという世界中で知られる寓話(ぐうわ)を基にしたアドベンチャー・アニメーション。「コウノトリ宅配便社」が昔のある事件をきっかけに"赤ちゃんのお届け"を禁止し、小包の配達など、売り上げ重視の政策を採っていたが、会社ナンバーワンの配達員であるコウノトリのジュニアは、手違いから誕生した人間の赤ちゃんにメロメロに。彼は、会社に内緒で赤ちゃんを人間界に届けることを決心する。
ポスタービジュアルには、「いくぜベイビー!」の掛け声と共に、かわいらしい赤ちゃんを口にくわえたジュニアが空を飛んでいる姿が描かれている。あわせて公開された特報映像では、「コウノトリ宅配便社」に弟となる赤ちゃんを注文する少年ネイト、ジュニアと共に冒険に出る女の子・チューリップも登場。大空を舞台に繰り広げられる"赤ちゃんお届け大作戦"の様子が映されており、宅配便社の社長や、ジュニアたちの邪魔をするハトのトーディ、赤ちゃんにメロメロになるオオカミたちなど、ユーモラスなキャラクターたちもその姿を見せている。
本作の監督として、ニコラス・ストーラーと共に指揮を執るダグ・スウィートランドは、『ファインディング・ニモ』をはじめ、『カーズ』(06)など数多くのディズニー/ピクサー作品を手掛けてきたアニメーター。2008年には初監督を務めた『マジシャン・プレスト』が、米アカデミー賞にノミネートされた経歴も持つ。ディズニー/ピクサーでは"海の世界"や"おもちゃの世界"の大冒険を描いてきた彼が、本作で描くのは"大空の世界"。「赤ちゃんを運ぶ幸運のトリ」として世界で愛されるコウノトリを主役として"大空を駆け巡る大冒険"をスリルに満ちたアドベンチャーとして映し出す。
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