「週刊少年チャンピオン」(秋田書店刊)の人気連載で、自転車<サイクル>ロードレースにすべてをかける高校生たちの戦いとドラマを描く、渡辺航氏の『弱虫ペダル』。そのスピンオフである『弱虫ペダル SPARE BIKE(スペアバイク)』がアニメ化され、2016年9月9日(金)より2週間限定で特別上映されることが決定し、本編で描かれるストーリーとキービジュアルが公開された。
『SPARE BIKE』は、『弱虫ペダル』本編の連載開始時に3年生だったキャラクターたちの知られざる過去のドラマを描く、渡辺航氏自らが手掛ける人気スピンオフシリーズ。今回アニメ化されるのは、総北高校の巻島裕介編と箱根学園の東堂尽八編の2編で、巻島編では彼が高校1年生時に総北自転車競技部に入部した当時のドラマが、東堂編では彼がロードバイクと出会う中学二年生当時の秘話が描かれる。そしてキービジュアルは、巻島と東堂をメインに、ほかの3年生キャラクターのかつての姿と、原作『SPARE BIKE』各シリーズで初登場したキャラクターたちがバックに控えるデザインとなっている。
■「弱虫ペダル SPARE BIKE 巻島裕介」ストーリー概要
春、総北高校に入学した巻島裕介。これまでたった一人で走ってきた彼は総北の自転車競技部に入部することで、自らの自由な走りで周囲から認められ、広い世界に羽ばたくことが出来る、と胸を躍らせていた。しかし、彼の独特なダンシング走法は、部の先輩たちから嘲笑され、走り方を直すように言われてしまう。「自転車は自由だ」と信じていた巻島は…。
■「弱虫ペダル SPARE BIKE 東堂尽八」ストーリー概要
オシャレなことがモットーの中学二年生・東堂尽八は、箱根の街に生まれ育った、老舗温泉旅館の嫡男。ある日、ロードバイクに乗る友人・糸川修作から自転車レースに誘われるも、ヘルメットで髪が乱れる理由から拒否。しかし試しに2人で競うように箱根の山を走ってみると、東堂の心の中にひとつの衝動が生まれ―。
『弱虫ペダル SPARE BIKE』は、2016年9月9日(金)より2週間限定特別上映(配給:東宝映像事業部)。そのほか詳細は公式サイトにて。
(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダルSB製作委員会