ケンコー・トキナーは11日、クラシックカメラ風デザインの小型トイデジタルカメラ「トイカメラ DSC Pieni」を発表した。7月22日から発売する。ブラック / コーラルピンク / レモンイエロー / スカイブルーの4色を用意。価格はオープンで、推定市場価格は3,400円前後(税別)。
クラシックカメラ風デザインのトイデジタルカメラで、撮影した画像は水彩画や油絵のような味わいのあるものとなる。静止画のほか音声付き動画も撮影可能。はっきりと写したい場合は、30~40cmの距離から撮影することを推奨している。カメラ背面にはマグネットを内蔵しており、冷蔵庫など磁石がくっつくところに貼り付けておけるなど、動画撮影時の固定に役立つ。
撮像素子には総画素数131万画素の1/10型CMOSセンサーを採用。レンズはf=3.2mm、F2.8の単焦点で、撮影距離は約30cmから。光学ファインダーは搭載するが、液晶モニターは持たない。シャッタースピードは1/100秒、ISO感度はISO100固定となっている。
記録メディアには、microSD/SDHCメモリーカード(最大16GB)を使用。記録ファイル形式は、静止画がJPEG、動画がMJPEG(AVI)、音声がMP3。静止画のサイズは1,280×1,024ドット、動画のサイズは720×480(30fps)までとなる。
電源としてリチウムイオン充電池を内蔵し、PCとの接続インタフェースはUSB 2.0だ。充電もUSBから行う。本体サイズは約W51×D18×H36mm、重量は約18g。携帯用のネックストラップが付属する。