2016年7月より放送開始となるTVアニメ『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』。放送直前を迎える今回は、本作のメインキャスト陣から寄せられたコメントおよび第1話の場面カットを紹介しよう。

TVアニメ『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』、メインキャスト陣のコメント

ここでは、TVアニメ『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』のメインキャストを務める、イクタ役の岡本信彦、ヤトリ役の種田梨沙、シャミーユ役の水瀬いのり、トルウェイ役の金本涼輔、マシュー役の間島淳司、ハロ役の千菅春香から寄せられたコメントを紹介しよう。

――この作品の印象や見どころをお願いします

岡本信彦「骨太なところです。ライトノベルではないです。ヘビーノベルです」

種田梨沙「なによりもストーリーの面白さ。ファンタジーな世界観を残しつつ、リアリティのある戦記物として重厚なストーリーを展開していく所が、とても魅力的な作品です。特殊な環境下で育ってきた年若き主人公達が、争いや人間関係を通じてどのように成長していくのかにも注目してください」

水瀬いのり「印象としてはまず昨今のアニメやライトノベルには珍しく? 戦記物というところに惹かれました。 なので物語もかなり難しいなと最初は思いましたが読み進めるうちにどんどんハマっていき、 早くアニメーションとして動く彼らを見たい、見せたい気持ちでいっぱいです」

金本涼輔「天鏡のアルデラミンは、とても硬派な作品です。戦記物というと、敷居が高く感じる方もいるかもしれませんが、作中に散りばめられているファンタジー要素がとても魅力的で、気づいたら作品世界の中に入っていけます! それで物語が「軽く」なることもなく、もう何がいいたいかっていうと、メチャクチャおもしろいってことです」

間島淳司「精霊が出てきたり異世界だったりファンタジーの印象が強いですが、物語としては"科学"…頭の中の攻防がメインになる面白い作品だな、という印象です」

千菅春香「臨場感溢れる戦闘シーンと、和やかな日常シーンの対比が魅力的な作品だと思いました。どのキャラクターも奥行きがあって魅力的なので、一人一人の成長や変化から目が離せません」

――ご自身の演じているキャラクターの紹介と魅力をお願いします

岡本信彦「淡々としていたりいろんな表情を見せてくれたり、頭が良かったり魅力がたくさんあります」

種田梨沙「ヤトリは、完璧を求められ、それに応えるだけの実力を持った強い女性です。ヒロインというよりはヒーローが似合うキャラクターで、皆を率いるお姉さんポジションでもあります。完璧で動じない様に見えますが、イクタとは腐れ縁的な関係ですが、その二人の関係性がとても魅力的です」

水瀬いのり「シャミーユ・キトラ・カトヴァンマニニクですね。長いので以下シャミーユでいきます。笑 シャミーユはカトヴァーナ帝国第三皇女という一言で言えばお姫様です。 ですがまだまだ幼い少女でもある。その2つの要素が混ざることで、見られる 姫な一面と、年相応な少女の一面。どちらも魅力的だと思います」

金本涼輔「トルウェイ・レミオンは、狙撃の天才なのですが、心が優しすぎて、命あるものに向けてなかなか発砲できないんです。そんな彼が、自分にとって大切なものを守るために、過酷な戦場と向き合っていく姿は、可愛くもあり、痛々しくもあり。大好きなキャラクターです」

間島淳司「マシューはチームの中でも唯一の凡人。周りに自他共に認める天才たちがいる中、一生懸命食らいつこうとする姿が魅力ですね。一番共感出来る存在じゃないでしょうか」

千菅春香「ハロは、外見も内面もふくよかで優しげな、女性らしいキャラクターです。周囲にいる人がホッと和んでしまう天然なマイペースさが魅力だと思います」

――このアニメには光精霊、火精霊、水精霊、風精霊と四種類の精霊が出てきますが、どれか一つの精霊と契約出来るとしたらどの精霊がいいですか?

岡本信彦「風ですね。風に憧れがあるのと風銃をつかってみたいからです」

種田梨沙「火精霊か水精霊です! 火精霊はヤトリとおそろいだからで、水精霊は日常生活で一番役立ちそうだからですけど、この作品の精霊が可愛すぎるので、本当にパートナーに欲しいですね」

水瀬いのり「水かな…? うーんでも風も捨てがたい。 生きていくために絶対水分という要素は大事だし…でも風もなんか色々便利そう。 まとまらないので、間をとって光にします」

金本涼輔「水精霊です。なんか日常生活の中で活躍の場がたくさんありそう。あと、精霊が自分のために飲み水とか氷とか精製してくれる姿は、かわええ…って感じになると思います」

間島淳司「どれも便利そうでいいんですけど…今の気分でいうなら風精霊ですかね。コレ書いてる今日がとっても暑い日なので扇風機代わりに(笑)」

千菅春香「光精霊です。暗い夜道を歩くときや、停電したとき、そばにいてくれたら安心できそうです」

――最後に放送を待っているファンの皆様へメッセージをお願いします

岡本信彦「おすすめの見方は一話ごとに数回見ることです。クオリティも高いのでたくさん見てください」

種田梨沙「原作を読んだときから映像化してほしいと思っていたシーンが、非常に美しい映像とリアリティのある音で表現されています。ストーリーの面白さはそのままに、より躍動的なアルデラミンの世界をお楽しみください!。原作と併せて見ていただけると、より楽しめると思いますので、是非両方チェックして楽しんでください!

水瀬いのり「原作をお読みの方もそうでない方も早く見たい!という気持ちでいっぱいだと思います。わたしたちキャストも毎話、洋画や戦記ドラマを見ているような感覚でアフレコしています。 その重厚さを楽しみつつ深く重く受け止めてもらえればと思います。 よろしくお願いします」

金本涼輔「ついに始まりますね…! 原作・マンガファンの方も、アニメで初めてアルデラミンに触れるという方もいらっしゃると思いますが、とてもいい雰囲気でアフレコは進んでいて、僕も第1話を見るのがとても楽しみです。これを機に、作品全体がどんどん盛り上がっていけばいいなと思います!」

間島淳司「僕は原作を知らない状態でアフレコに臨んだんですが、毎回台本を戴くのが非常に楽しみな作品です。原作からお好きな方にもきっと楽しんでもらえると思います!」

千菅春香「鮮やかな色彩と美しい音楽によって動き出すアルデラミンのアニメの世界を、私もとても楽しみにしています。ぜひ、たくさんの方にご覧いただきたいです。よろしくお願いします!」

TVアニメ『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』は、2016年7月8日(金)の25時05分よりTOKYO MXにて放送開始となるのを皮切りに、サンテレビ、KBS京都、テレビ愛知、BSフジにて順次放送開始予定。放送スケジュールなどの詳細はアニメ公式サイトにて。

(C) 2015 宇野朴人/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/「天鏡のアルデラミン」製作委員会