風水というと、家の中の運気を見る"家相"をイメージする人が多いのではないでしょうか。しかし、元々風水は土地の相を観るもの。土地そのものや周囲の環境からも、家運を左右する大きな影響を受けると考えられています。今回は、住む土地を選ぶ時のGoodポイントを紹介します。

日当たりがいい土地

風水では、太陽は強い陽の気を持つとされます。その温かなエネルギーは、災いを引きよせやすい陰の気とのバランスを取ります。マイナスのエネルギーを浄化してプラスへと変えてくれますので、そこに住む人に大きな幸せを運んできます。

日当たりがいい土地は、マイナスのエネルギーをプラスに変えてくれます

特に、南に光を遮る大きな建物がなく、北が南より少し盛り上がっている土地は、太陽の光がまんべんなく届くため最良と言えるでしょう。また、朝日が昇る東の気を十分に受けることができる南東の角地も、瑞々しい(形が整い生気に満ちている)パワーを持ちますのでとてもいい土地です。

どうしても日当たりが悪い家になってしまいそうな場合は、トップライトを設けたり、吹き抜けを作って光が通るようにしたりと、光を増す工夫をしましょう。

花や植物が良く育つ土地

花や植物がとてもよく育っている場所は気の流れが大変良く、家を建てるのに最もオススメの場所です。たとえ整地された後でも、大地は花や植物の柔らかな気をしっかりと宿しています。

花や植物がよく育つ土地は、家を建てるのにオススメ

そこに住むことで明るく親しみやすいなり、幸運を引きよせるパワーを取りこむことができます。特に縁をまとめる働きが大きいので、大切な人に愛され、健康で明るい家庭となる相です。

植物がすぐに枯れてしまうような土地ですと、土地自体にパワーがなく生命力が育ちません。災いを多く生む陰の気が多く、ちょっとしたアクシデントにも立ち向かうことができず、健康運も損なわれ病気がちになりやすくなります。その場合は土地の改良が必要です。

四角い土地

張りだしている部分や欠けている部分がなく、四角形に近い土地は堅実で安定する気が育ちます。人間関係のトラブルや不測の災難からも守られる土地です。また、前の部分が狭く、後ろにいくほど広くなるような土地も末広がりの意味をもち、子孫繁栄の相となります。子宝に恵まれ発展する運を持ちます。

四角形の土地では安定する気が育つ

太陽と地球の間で生活する私たちは、大気の影響を受けながら生かされています。風水は大自然と人間が共存し、快適に暮らすための思想です。上手く取り入れ、居心地のいい安全な空間作りを心がけましょう。

※画像はイメージ

著者プロフィール: 月香(つきか)

ハート占い1to1ハートスクール1to1主宰。
幼い頃よりさまざま体験を通じて、目には見えない何か不思議な力が存在していることに気づく。
スピリチュアルカウンセラーとして、風水や四柱推命、霊視をしながら、たくさんの方々を鑑定。人は誰でも最良の選択をすることで、幸せを引きよせることができると実感する。
スクールでは、占い師、セラピスト、スピリチュアルカウンセラー、ヒーラーを養成。
モータースポーツにも従事。レーシングチーム、Team Sky Lightに所属。