東京シャツはこのほど、夫婦のお財布事情に関する調査の結果を発表した。調査は5月25日~27日、20~50代の働く既婚男女400名を対象にインターネットで行われた。
家計は「収入を合わせて妻が管理」が主流
はじめに、家計をどのように管理しているのか尋ねたところ、妻が夫の扶養内/扶養外で働く家庭ともに「夫・妻の収入を合わせて妻が管理」が最多となった。家計の管理は妻の仕事としている家庭が多いほか、妻が扶養外で働く家庭の約3割は「それぞれ自分の収入を管理し、必要分をお互いに出し合う」としていることがわかった。
妻の働き方で"お小遣い額"に差
続いて、お小遣い制の人を対象に、月のお小遣い額について教えてもらったところ、男性は3万3,728円、女性は2万1,707円となった。また、妻が扶養内で働く男性(3万259円)と扶養外で働く男性(3万7,321円)では、約7,000円の差があることが判明。一方女性は、扶養内で働く人(1万5,135円)と扶養外で働く人(2万8,556円)では、約1万3,000円もの違いが出る結果となった。
家庭のお財布事情や、配偶者のお金の使い方などに対する不満を自由回答で募ったところ、「嫁は携帯代、美容代などそれぞれの単価が高い」「夫は給与の振込口座を分けていて給与額を隠している。 何のためにしているのか不明」「夫は当たりもしないネットのくじにお金をつぎ込んでいる」など、相手のお金の使い方や管理の仕方に対する不満が多く挙がった一方で、「少ない給料でうまくやりくりしているので逆に感謝」「主人のほうが節約しているから不満は全くない」といった声も寄せられた。
夫よりもお金を自由に使える妻
次に、配偶者に相談をせず、毎月自由にお金を使えるものを教えてもらったところ、男性1位は「趣味関連」、女性は「美容代」が1位となった。男女で大きくポイントに差がついたものは「美容代」と「私服」で、どちらも女性は男性に2倍の差をつける結果に。また、「相談を必要としない」と回答した人の割合についても男性の方が少なく、女性の方が自由にお金を使える傾向にあることが浮き彫りとなった。