東芝ライフスタイルは7月7日、サイクロン式クリーナーの新製品「TORNEO V(トルネオ ヴイ) VC-MG910」を発表した。発売日は8月1日で価格はオープン。市場推定価格は90,000円前後(税別)。また、同シリーズで付属品の少ない「VC-MG710」は市場推定価格が75,000円前後(税別)となる。VC-MG910はグランレッドとグランブロンズの2色。VC-MG710はライトピンクのカラーだ。

TORNEO V VC-MG910(左がグランレッド、右がグランブロンズ

VC-MG910は、ヘッドのブラシ毛量を従来製品から約20%増量。このため、床のふき取り性能も約2割向上。床のザラつきも除去し、外部機関へ委託した試験の結果、ヘッドを往復させた床において、床上の菌を約99%除去できたという。さらに、ブラシ毛を柔らかい素材にすることで、綿ゴミが絡みにくくなった。ブラシ毛には汚れが付きにくいフッ素加工処理を施した「イオンファイバーヘッド」を採用している。

VC-MG710(ライトピンク)

サイクロン部の「バーティカルトルネードシステムクリア」は、大きなゴミだけでなく、ミクロサイズのゴミも99.9%分離可能。サイクロンの風でダストカップ内のゴミが圧縮されるため、ゴミ捨て時にホコリが舞い上がることも少ないという。本体には高集じんフィルターを搭載し、粒子径0.3μm以上の微細なゴミも約99.999%捕塵できる。

ダストカップは、一部に親水性コーティングが施された「マジックダストカップ」を採用。コーティングにより、水洗いで汚れを流れ落とせる。ダストカップだけでなく、12気筒のサイクロン部まで水洗い可能だ。

上位機種のVC-MG910には、電動ふとんブラシ「パワービーターヘッド」も付属。布団を叩きながら吸引するため、ダニの死骸やフン、花粉などのアレル物質を99%以上除去できるとしている。

本体サイズはW220×D322×H276mm、本体重量は3.2kg。本体にホース、延長間、ヘッドを装着した状態では4.6kg。集じん容積は0.4L。VC-MG910はすき間ノズル、お手入れブラシ、電動ふとんブラシ、伸縮ロングノズル、ロングブラシ、付属品用ホースを付属。一方のVC-MG710は、すき間ノズルとお手入れブラシ、ふとんブラシを付属する。