米Appleは7月7日(現地時間)、今秋リリースを予定しているMac用OSのメジャーアップグレード「macOS Sierra」のパブリックベータ版の提供を開始した。Apple Beta Software ProgramのメンバーになってMacを登録すると、誰でもMac App Storeから最新のパブリックベータ版を入手できるようになる。
パブリックベータ版の入手は以下のような手順になる。
- Apple Beta Software Programのサイトで、Apple IDを使ってメンバー登録。
- Time Machineなどを使ってMacのバックアップを保存。
- Apple Beta Software Programのサイトにサインインし、「デバイスを登録」ページで「コードを使う」ボタンをクリックするとMac App Storeが開く。
- Mac App Store で「コードを使う」をクリックし、引き換えコードを使ってMacを登録するとパブリックベータ版のダウンロードとインストールが可能になる。
インストール後、パブリックベータ版のアップデートはMac App Storeから入手できる。macOS Sierraのパブリックベータ版から以前使っていた正式版に戻すには工場出荷版のOS Xの再インストールになるため、データなどを完全復元するにはバックアップが必要になる。
macOS Sierraでは、Continuity機能が拡充され、またMacでもSiriやApple Payを利用できるようになる。他にも「Optimized Storage」「Tabs」「Picture in Picture」といった数多くの新機能を備える。