エプソンは7日、A4対応のコンパクトドキュメントスキャナ「DS-310」と「DS-360W」を発表した。11月の発売予定で、価格はオープン。店頭予想価格(税別)はDS-310が20,000円台後半、DS-360Wが30,000円台中盤の見込み。
DS-310
DS-310は、机の引き出しにもしまっておけるコンパクトなA4ドキュメントスキャナ。両面スキャンに対応し、スキャン速度は片面25枚/分、両面50枚/分と高速。耐久性はスキャン回数20万回となっている。
本体上部には20枚まで用紙をセットできるADFを装備。通常はADFに用紙をセットしてスキャンを行うが、クレジットカードなどのプラスチック製カードは、フロントから給紙して、フロントへ排紙するスイッチバック方式でスキャン可能。ただしエンボス加工されたプラスチック製カードには対応していない。長尺紙は1,117mmまでスキャンできる。
電源はACアダプタのほか、USBバスパワーでも動作可能。インタフェースはUSB 3.0、本体サイズはW288×D88.5×H51mm。また、スキャンドライバ「Epson Scan 2」が刷新され、起動中でも機器(認識しているスキャナ)の切り替えができるようになった。UIもシンプルになっている。
DS-360W
DS-360Wは、IEEE802.11b/g/n対応の無線LAN機能を備え、本体にバッテリを内蔵。PCやスマートフォンからのワイヤレススキャンが可能になっている。そのほかの基本性能はDS-310とほぼ共通。