エプソンは7日、A4対応のフラットベッドスキャナ「DS-1630」と、光学解像度2,400×4,800dpiでフィルム対応(オプション)の「DS-G20000」を発表した。9月の発売予定で、価格はオープン、店頭予想価格(税別)は、DS-1630が30,000円台後半、DS-G20000が200,000円台後半の見込み
DS-1630
DS-1630は、ADFと原稿台の両方を備えるフラットベッドスキャナ。ADFには50枚までの用紙をセットでき、3パスの両面スキャンに対応。スキャン速度は片面25枚/分、両面10枚/分(ADF時)。耐久性はADFからのスキャンで5万回、原稿台からのスキャンで1万回となっている。
既存オプションの「ネットワークインターフェイスユニット」(型番:DSBXNW1)を使用することで、ネットワークスキャナとして運用可能。スキャンドライバ「Epson Scan 2」も刷新され、起動中でも機器の切り替えができるように改善。UIも新しくなり、ネットワーク上の同一機種を複数登録可能になっている。インタフェースはUSB 3.0。本体サイズはW450×D318×H121mm。
DS-G20000
DS-G20000は、光源にLEDを使用し、高精細スキャンが可能なフラットベッドスキャナ。光学解像度2,400×4,800dpiでスキャンでき、原稿サイズはA3ノビに対応する。光源がLEDになったことで、従来機種「ES-G11000」と比較して消費電力を約33%削減した(消費電力は動作時で約30W)。
搭載センサーは6インチカラーCCD(R/G/B×2ライン)で、光源の変更によりディスプレイガンマのデフォルト値が2.2に、sRGBホワイトポイントがD65に変更された。オプションのフィルムホルダ(型番:ESFLUHLD)を使うことで、大量のフィルムの一括スキャンにも対応する。インタフェースはUSB 2.0で、本体サイズはW656×D458×H158mm。