B&O Playは7月5日、都内にて同ブランド初のBluetoothイヤホン「Beoplay H5」とBluetoothスピーカー「Beoplay A1」の記者発表会を開催した。発表会では、グローバル・プロダクトマネージャーのソフィー・キルドセン氏やデザイナーのセシリエ・マンツ氏が登壇。製品の開発コンセプトや、デザインへのこだわりなどを語った。
Beoplay H5は、B&O Play初となるBluetoothイヤホン。B&Oファンにはお馴染みのデザイナー、ヤコブ・ワグナー氏が手がけており、シンプルかつ流れるような美しいポリマー樹脂製ボディと、ファブリック素材のケーブルを使ったファッショナブルな仕上がりとなっている。
「H5は日常生活に無理なく溶け込めるよう設計されており、普段から身につけて楽しめるジュエリーのような美しいデザインが特長です。防塵・防滴仕様のためスポーツなど様々なアクティビティの際にも安心して使えます」とキルドセン氏。
カラーはダスティーローズのほか、ブラックも用意 |
ソフトウェアアップデートをはじめ、DSP設定や電池残量の確認などが行える無料アプリ「Beoplay App」に対応。アプリはApple Watch用も用意している |
ケーブル部のデザインは、スニーカーのくつ紐からインスパイアされたものであり、首を動かしても邪魔にならないようケーブル長はやや長めに設定されているとのこと。ハウジングにはマグネットを内蔵し、左右ユニットをくっつけるとイヤホンの電源がオフになる。なお、専用充電台にもマグネットを使用しており、充電台にハウジングをはめ込むんで充電する仕組みを採用。カラーは、ピンクの輝きが上品なアクセントになっているダスティーローズと、フォーマルなブラックがラインナップされている。
Beoplay A1
続いて、B&O Play製品の中で最小サイズのBluetoothスピーカー「Beoplay A1」のデザインを手がけたセシリエ・マンツ氏が登場。同氏は、数々のデザイン賞の受賞歴を持つデンマークを代表するデザイナーの一人だ。
Beoplay A1。本体底面にはマイクを装備し、特許申請中の底縁部デザインにより、360度どこからでも均一なマイク感度を実現する。また、容量2,200mAhのバッテリーと独自のアンプ制御技術を搭載し、24時間の連続再生が行える |
Beoplay A1のデザインがどのように生まれたかについて、マンツ氏は「モバイルスピーカーとして携帯性、可搬性を重視しました。ホールド感がよく、スムーズに持ち運べるような形状となっています。上部と底部で異なる素材を用いていますが、側面の切替え部分がスムーズである点にも注目してほしい」と語った。
A1のほか、A2、Beolit15などのデザインを担当するマンツ氏は、デザイン界への貢献を称えるデンマーク・クラウン・プリンス・カップル文化賞などの受賞歴を持つデザイナー。その活躍は、家具、ジュエリー、照明器具、彫刻など多岐にわたる |
手のひらサイズのユニークなドーム型ボディーに、強力なネオジウムマグネットを使用したアルミコーンミッドウーファーやシルクドームツイーターが収められており、大音量と迫力ある重低音を実現。通話にも対応し、スピーカーフォンとして活用できる。カラーは、ナチュラルとモスグリーンの2色で、持ち運びに役立つソフトレザー製ストラップも付属する。