リンクスインターナショナルは5日、ノバルス製の乾電池型IoT「MaBeee」を発表した。8月4日から発売する。価格は4,980円(税別)。
MaBeeeは単3形乾電池の形状をしたIoT製品で、Bluetooth 4.1機能を内蔵。市販の単4形乾電池を組み込み、単3形乾電池として使う。単3形乾電池を用いるさまざまな機器にセットして、乾電池の出力をコントロールすることで各種の操作を行う仕組みだ。
動作のコントロールにはスマートフォン用アプリを使用。制御できる動作は、ツイスト連動、フリフリ連動、マイクレベル連動、タイマー連動、距離(電波強度)連動、レバー連動、ON/OFF ボタン連動など。アプリは最大10台のMaBeeeと同時接続に対応し、対応OSはAndroid 4.4以降、iOS 8以降。MaBeeeの本体サイズはW50×D14×H14mm、重量は5gだ。
使用例として、電源を入れると走り続けるだけの電車模型にセットし、スマートフォンを振ったり傾けたりしてスタート・ストップ、さらに速く走らせたりできる。また、電動歯ブラシにセットしてタイマー連動を併用すると、歯磨きの時間を告知したりも可能だ。
複数の単3形乾電池(直列の場合は4本まで)を使う機器の場合、1本だけMaBeeeにする。ただし、電源に複数本の乾電池を用いる多くの機器は、同一メーカーで同一ブランドの乾電池を推奨しており、消耗度が異なる乾電池の同時使用を避けるように、取扱説明書などで明記している。基本的には、単3形乾電池×1本で駆動する機器で利用したほうがよいだろう。