ケンコー・トキナーは7月4日、韓Samyang Opticsの交換レンズ「SAMYANG 50mm F1.2 AS UMC CS」を発表した。キヤノンEF-M、富士フイルムX、ソニーE、マイクロフォーサーズという4種類のマウント用をラインナップ。7月22日より発売する。推定市場価格は75,000円前後(税別)。カラーはブラックとシルバーの2色を用意する。
SAMYANG 50mm F1.2 AS UMC CSは、APS-CサイズのCMOSセンサー用に開発された交換レンズ。スペック上の焦点距離は50mmだが、APS-CサイズのCMOSセンサーを持つミラーレスカメラに取り付けた場合は、35mm換算時の焦点距離が約75mm~約80mm相当の中望遠レンズとなる。開放F値がF1.2と明るく、絞り羽枚数9枚の美しいボケ味を生かしたポートレート撮影などに適している。
レンズ構成は7群9枚で、2枚のGlass非球面レンズを採用。絞り開放でも中心から周辺部まで優れたコントラストを再現するという。独自技術「UMCコーティング」により、フレアとゴーストも抑制。基本フレームは高硬度アルミ合金製となっている。
フィルター径は62mmで、最短撮影距離は0.5m。本体サイズと重量は、キヤノンEF-M用が全長74.1mm/約385g。富士フイルムX用が全長74.5mm/約380g。ソニーE用が全長74.2mm/約375g。マイクロフォーサーズ用が全長73mm/約385g。最大径は67.5mmで共通。レンズフードが付属する。