俳優の吉田鋼太郎が、6日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系特番『超実話○○ミステリー』の収録後の取材で、先月亡くなった演出家・蜷川幸雄さんとの最期のエピソードを明かした。
吉田は、蜷川さんの容体をはっきりと聞かされていなかったそうだが、藤原竜也と「そろそろお見舞いに行った方がいいんじゃないか」という話になったという。そして、入院している病院を訪ねたが、蜷川さんはその翌日に逝去した。
このタイミングに、吉田は「虫の知らせがあったのかもしれないし、蜷川さんも待っててくれたのかもしれないし…」と、感慨深げに語った。
蜷川さんを「僕の演劇の師匠」と慕う吉田は、これまで『タイタス・アンドロニカス』(2004年、2006年)、『オセロー』(2007年)、『アントニーとクレオパトラ』(2011年)、『ヘンリー四世』(2013年)などの蜷川作品で主演。告別式では藤原らとともに、弔辞を述べている。