俳優の吉田鋼太郎が、6日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系特番『超実話○○ミステリー』で地上波初のMCを務めることになり、このほど、都内スタジオでの収録後に取材に応じた。
吉田は、俳優ながらMCを務める点で先輩である友人・高橋克実へのライバル心をむき出しにしており、高橋がMCをやり始めた当時「高橋克実がやれるなら、俺もやれるかもしれないな…」と感じたことを、今回のオファーを受けて思い出したそうだが、実際に収録に臨むと「とても緊張しました」と本音を吐露。「なかなか一長一短にできる仕事じゃないな」と謙虚に語った。
ただ、高橋のMCを最初に見た時は「すごいとは全然思わなかったです」とバッサリ。「硬いので、普段の方が面白いと思いました」とダメ出ししながらも、「高橋君を目標に頑張っていきたいと思います」と一応、尊敬の言葉を述べていた。
この番組は、現実の話とは思えない、フィクションのような実話(=超実話)を、再現ドラマで紹介していくというもの。吉田も以前、廃止になった製紙工場で撮影をした際、タバコを吸う作業着の2人が、製品納期の話などをしている姿を目撃したものの、1分差でその場に来たスタッフには、全く見えていなかったという、ミステリアスな経験を明かした。吉田にはハッキリと見えたので「どうもお邪魔してます」とあいさつまでしたそうだが、全く振り向いてくれなかったため、「少し気を悪くなさったのかな」と考えたという。
今回の番組では、交通事故や銀行強盗、赤ちゃん誘拐、ぎっくり腰などにまつわる"超実話"を紹介。数々のエピソードはびっくりするくらい面白いですし、僕がそれをご案内するということも含めて、楽しんでいただければ」と呼びかけている。