ASUSTeK Computerは1日、NVIDIA GeForce GTX 1080を搭載したグラフィックスカード「ROG STRIX-GTX1080-O8G-GAMING」を発表した。2日に発売し、店頭予想価格は税込103,500円前後。
同社のゲーミングブランドである「R.O.G.(Republic of Gamers)」と「STRIX」の両方が製品名に記されたダブルネームのグラフィックスカード。カジュアルゲーマーからヘビーゲーマーまで幅広く対応する。
冷却には独自の「DirectCU III」クーラーを搭載。ファンブレードの先端部分に航空機のウイングレットのような曲げを加えることで、通常のファンよりも低い回転数で強い風を送ることができる「ウイングブレードゼロノイズファン」のほか、ヒートパイプを直接GPUに密着させ、冷却性能を高めた。ASUSによるとリファレンス設計のクーラーと比較して、最大30%の冷却性能向上を実現するという。
また、ファンの周辺や裏側の「R.O.G.」ロゴに内蔵したLEDを点灯するイルミネーション機能「Aura RGB Lighting」を搭載する。付属ソフトウェアから光の色や点灯パターンなどを変更することができる。
主な仕様は、ベースクロックが1,759MHz(定格の1,607MHzからOC)、ブーストクロックが1,898MHz(定格の1,733MHzからOC)、メモリが256bit接続の 8GB GDDR5X、メモリクロックが10,010MHz、補助電源コネクタは8ピン+6ピン。出力インタフェースはHDMI×1、Dual-Link DVI-D×1、DisplayPort×3。本体サイズは約298mm×134mm×40mm。