ひとり暮らしに比べ経済的な負担が少なそうな実家暮らし。その分、毎月決まった額を生活費として家に入れている人も多いと思うが、実際どのくらい入れるのが妥当なのだろうか。今回は、「実家暮らしをしている」というマイナビニュース会員129名に「家に毎月いくら入れていますか?」と質問してみた。
Q.実家におよそ月いくら入れていますか?
1位 お金を入れていない 24.8%
2位 3万円 23.2%
3位 1万円 13.1%
4位 5万円 12.4%
5位 2万円 9.3%
Q.その金額なのはどうしてですか? 入れる金額を増やしたいor減らしたいなど希望もあれば教えてください。
■お金を入れていない
・「失業ばかりしているのでお金が入れられない」(39歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「入れていない、家計のやりくりは自分がしているから」(20歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「親の収入のみで生活できるから」(27歳男性/その他/その他・専業主婦等)
■3万円
・「自分の給与的にそれが限度な額だと思うから、本当はもっと入れられるように稼ぎたい」(32歳女性/食品/事務・企画・経営関連)
・「親に言われているから3万円、もっと少なくしてほしい」(50歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「収入が少ないので勘弁してもらっている」(45歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「親に言われているため、携帯電話料金と食費、光熱費を合わせ3万円、年金の積み立てや奨学金の返金の出費が多いため入れる金額は増やしたくない」(22歳女性/その他/その他・専業主婦等)
■1万円
・「稼ぎが少ないので1万円入れるだけで精いっぱいだから、できれば3万円以上は入れたい」(44歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「米代として1万円、貯蓄に回したいから」(38歳男性/教育/公共サービス関連)
・「余裕がある時にだけ1万円入れています、給料が少ないのでその金額が限界ですが増やしたいと思います」(33歳女性/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連)
・「電気代とガス代、まだ手取りも少なくそれだけにしてもらっている」(34歳男性/化粧品・医薬品/その他技術職)
■5万円
・「今の月給を考えると妥当だと感じるから。もう少し給料が増えたら6万円に増やしたい」(32歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「寝るだけなので妥当かと。収入が増えたら増やしたい」(30歳女性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
・「家賃代相当は仕方ないかな」(21歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「家賃や食費、水道光熱費を概算したら5万円くらいだと思うから」(23歳男性/食品/販売・サービス関連)
■2万円
・「ぎりぎりの額を入れている、増減は必要ない」(34歳女性/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「妥当な額だと思うから」(41歳女性/その他メーカー/事務・企画・経営関連)
・「給料が安いから」(22歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「何となく決まった」(38歳女性/その他/その他・専業主婦等)
■総評
「実家におよそ月いくら入れていますか?」と質問したところ、24.8%が「お金を入れていない」と回答。収入が少ない、仕事をしていないといった理由が多く見受けられたが、なかには「お金を入れようとしたら、自分の資金のために使ってほしいと言われた」と言われたという人も。親にとって「子どもはいつまでも子ども」であるため、生活費を取ることに少し抵抗を感じてしまうのかもしれない。
「お金を入れている」と答えた人のうち一番多かったのは「3万円」という回答で、次に多かったのは「1万円」だった。明確な額は決めず「余裕がある時にだけ入れている」「月によって金額は異なる」という人もいるようだ。金額を固定にしてしまうと負担が大きいのかもしれない。
また、あまりお金を入れられない分「家事の手伝いをしている」という人も。各家庭によって事情はそれぞれ異なるもの。収入がなく家にお金を入れるのが難しいのであれば、こうした方法で感謝の気持ちを表すことができるだろう。
実家暮らしの実態が垣間見えた今回のアンケート。あなたはこの結果をどう感じるだろうか。
調査時期: 2016年4月13日~14日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女300名のうち「実家暮らし」をしている129名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません