クロス・マーケティングはこのほど、「フリマアプリに関する調査」を実施し結果を発表した。調査は6月3日~5日、20~49歳の男女600名を対象に、インターネットリサーチにて行われた。
41.9%がフリマアプリを利用した経験アリ
はじめに、フリマアプリを利用したことがあるか質問したところ、「現在利用している(29.7%)」「過去利用していた(12.2%)」と、フリマアプリの利用経験者は4割を超えた。
また、フリマアプリの利用目的については「購入目的(42.7%)」がトップ。次いで「購入・販売両方目的(34.3%)」「販売目的(21.3%)」と続き、多くの人が購入目的で利用していることがわかった。
「安く買える」「売って儲かる」フリマアプリ
続いて、フリマアプリを利用する理由について尋ねたところ、購入する場合では「安く買い物できるから(61.1%)」が、販売する場合では「お金が儲かるから(36.0%)」が最多となった。
また、購入する場合の理由について男女別で見ると、男性は「ブランド品や限定品などが出品されるから」が女性より約12ptも高く、一方女性は、「時間や場所に限らず買い物ができるから」が男性より約13pt高いという結果に。フリマアプリを利用する理由に、男女で違いが見られた。
普段の買い物時も、売ることを前提に購入
次に、普段買い物をする際に、後々売ることを前提に購入することがあるか聞いたところ、全体のおよそ4割が「あてはまる(15.5%)」「ややあてはまる(22.7%)」と回答した。この割合を、フリマアプリを現在利用している人に限って見ると、53.4%と半数を超えており、フリマアプリ利用者はいずれ販売することを考えて商品購入をする意識が強いことがうかがえる結果となった。