日本生命保険はこのたび、「結婚」に関するアンケート調査の結果を発表した。
円満な結婚生活に必要なものは「思いやり」
既婚者に、円満な結婚生活に必要なものは何か、独身者には、円満な結婚生活に必要なものは何だと思うか聞いたところ、既婚・独身ともに「思いやり」「経済力」「我慢・忍耐」が上位を占めた。「我慢・忍耐」「子供」については、既婚が独身を大きく上回った。1位となった「思いやり」は、昨年と比較して独身で約20%、既婚は約15%アップした。
結婚にかけた、あるいはこれからかけようと思っている金額は、既婚・独身ともに「100万円以上300万円未満」がトップ。独身では結婚にかけようと思っている費用は「100万円未満」が約4割だが、既婚で実際に「100万円未満」だった人は約2割にとどまった。
結婚後の家計の管理について、既婚では「妻が管理」が最も多く、独身では「共同で管理」が最も多い。年代別に見ると、20代~50代の独身では「共同で管理」が半数を超えるが、20代~50代の既婚では20%台となる。
結婚相手の条件は、男女とも「性格」がトップ
独身者で「(あまり)結婚したくない」割合は全体で約21%。男女とも理由は「一人でいるのが好き」「結婚にプラスのイメージが持てない」が20%を超えたまた男性の21.0%、女性の4.7%が「経済的な不安がある」と回答している。
結婚相手の条件は、男女とも「性格」がトップだが、男性が「容姿」「年齢」「家族構成」「年収」が続き、女性は 「年収」「職業」「容姿」「家族構成」を重視する傾向が見うけられた。
既婚者にへそくりをしているか聞いたところ、へそくりしている人は男性が約17%、女性は約25%だった。へそくりの平均額は、約209万円。男女別では女性が男性よりも約83万円多く、高額なへそくりをしている傾向があった。
調査期間は4月1日~23日、1万4,826名の回答を集めた。