帝国データバンクは6月30日、「国内主要112行の預金・貸出金」の調査結果を発表した。同調査は、国内主要112行(大手銀行7行、地方銀行64行、第二地方銀行41行)を対象に、2015年3月末及び2016年3月期の預金利息(支出)、貸出金利息(収入)の推移について調査・分析している。
なお、大手銀行は、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、新生銀行、あおぞら銀行を指す。
3月末の国内主要112行の預金は687兆6,083億3,900万円となり、昨年3月末比の29兆3,758億5,100万円増加(45%増)だった。大手銀行、地方銀行、第二地方銀行のすべてで増加し、112行中100行で増加となった。
貸出金は493兆6,298億6,00万円で、昨年3月末比で12兆5,761億1,000万円増加(2.6%増)した。
国内主要112行の収支(貸出金利息-預金利息)は、5兆6,860億4,400万円で、2015年3月期比で2,181億1,200万円減少(3.7%減)だった。