クラレは6月28日、小学生の入学時と卒業時の夢の変化に関する調査結果を発表した。
「卒業時」のデータは3月末時点で、今春小学校を卒業した子供762名(男子364名、女子398名)とその親593名が対象。「入学時」のデータには2009年12月時点で、小学校へ2010年4月に入学した子供4,000名(男子2,000名、女子2,000名)とその親4,000名を対象に行ったWebアンケートの結果を使用している。
「将来就きたい職業」を小学校入学時と卒業時ともに聞いた。小学校卒業時において、男子の1位は「スポーツ選手」(17.6%)だった。次いで2位は「研究者」(9.1%)、3位は「エンジニア」(6.3%)。以降、4位は「ゲームクリエイター」「医師」(ともに5.8%)となった。
小学校入学時の1位は「スポーツ選手」(30.1%)だった。次いで2位は「消防・レスキュー隊」(6.5%)、3位は「警察官」(6.0%)。以降、「運転士・運転手」(5.6%)、「大工・職人」(4.8%)と続いた。
一方、女の子では小学校卒業時における1位は「保育士」(6.8%)だった。続く2位は「教員」(6.5%)、3位は「看護師」(5.8%)。以降、「薬剤師」(5.0%)、「動物園・遊園地」「デザイナー」(ともに4.8%)と続いた。
小学校入学時の1位は「ケーキ屋・パン屋」(29.6%)。次いで2位「花屋」(11.5%)、3位「芸能人・歌手・モデル」(10.2%)。以降、「教員」(6.1%)、「看護師」(4.5%)となった。
一方、親が男の子に「就かせたい職業」をみると、小学校卒業時の1位が「公務員」「研究者」(ともに13.0%)。次いで3位は「エンジニア」(9.2%)だった。
小学校入学時の1位は「公務員」(19.0%)。次いで、「スポーツ選手」(15.0%)、「医師」(10.5%)となった。
親が女の子に「就かせたい職業」では、小学校卒業時では「看護師」(13.3%)が1位に。次いで「教員」(9.7%)、「公務員」(8.7%)となった。
一方、小学校入学時の1位は「看護師」(11.9%)。続く2位は「公務員」(9.1%)、「ケーキ屋・パン屋」(8.4%)と続いた。